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ポトスの切り方と増やし方!失敗しない剪定位置と時期を徹底解説

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ポトスの切り方と増やし方!失敗しない剪定位置と時期を徹底解説

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こんにちは。観葉スタイル、運営者の「まさび」です。

長く伸びすぎてバランスが悪くなってしまったポトスを見て、どこで切るのが正解なのか迷ってしまうことはありませんか。せっかく大切に育ててきたからこそ、失敗して枯らしてしまうのは絶対に避けたいですよね。

「切ったらそこから枯れ込んでしまうんじゃないか」「もし新芽が出なかったらどうしよう」そんな不安を抱くのは、植物を愛しているからこそだと思います。私自身も初心者の頃は、ハサミを持つ手が震えるほど緊張したものです。

実はポトスの切り方には、植物の生理学的な性質に合わせた明確なルールがあります。これを無視して自己流で切ってしまうと、本当に株を弱らせてしまうこともありますが、逆にルールさえ守れば、ポトスは驚くほどの生命力で応えてくれます。

この記事では、適切な時期やハサミを入れるべき具体的な位置、さらには切ったつるを使った増やし方まで、私自身の数多くの失敗と成功の経験も交えながら、どこよりも詳しくお話しします。

ポイント

  • ポトスを元気に保つためのベストな剪定時期
  • 失敗しないために知っておくべき「節」と切る位置
  • 切ったつるを無駄にしない水挿しでの増やし方
  • 切り口が黒くなるなどのトラブル原因と対処法

失敗しないポトスの切り方と基本手順

失敗しないポトスの切り方と基本手順

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ポトスは成長が早く、放っておくとつるがどんどん伸びて鉢全体のバランスが崩れてしまいがちです。「そろそろ切らないといけないかな」と思った時が、まさに剪定のタイミングと言えるでしょう。

ただ、闇雲にハサミを入れると、その後の成長に悪影響を及ぼすこともあります。まずは、ポトスに負担をかけず、元気に再生させるための基本的なルールをしっかり押さえておきましょう。

伸びすぎたポトスの最適な剪定時期

ポトスの剪定を成功させるために、まず最も大切なのが「時期」です。これを間違えると、どんなに丁寧に切っても失敗する確率が跳ね上がります。

結論から言うと、5月から7月の暖かい時期がベストシーズンです。日本の気候で言うと、ゴールデンウィークが明けて気温が安定し、梅雨入り前から梅雨明けくらいまでの期間が最も適しています。

なぜこの時期が良いのかというと、ポトスの原産地である熱帯地域の環境に近づき、成長サイクルがピークに達するからです。

この時期のポトスは、細胞分裂が非常に活発です。剪定という行為は、植物にとっては「怪我」と同じ。

人間も体調が良い時の方が傷の治りが早いのと同じで、ポトスも代謝が高い時期に切ることで、切り口の修復(カルス形成)がスムーズに進み、そこから雑菌が入って腐るリスクを最小限に抑えることができます。

また、葉を減らしてもすぐに新しい芽を出して光合成量を回復させようとするエネルギーに満ち溢れています。

私自身、休日の朝にベランダでこの時期に剪定をするのが毎年の恒例行事になっています。朝の光の中で、勢いよく伸びたポトスを整理するのはとても気持ちが良いものです。

逆に、絶対に避けていただきたいのが冬場の剪定です。11月から3月頃、気温が15度を下回るとポトスは生育が緩慢になり、10度以下では休眠状態に入ります。

この時期にハサミを入れると、傷口がいつまでも塞がらず、そこから冷気や菌が侵入して株全体が枯れ込んでしまうリスクが高まります。「冬に大掃除のついでに植物もスッキリさせたい」という気持ちは痛いほど分かりますが、そこはグッと我慢してください。

剪定(切り戻し)おすすめ度植物の状態と管理ポイント
1月〜3月× 不可危険寒さで休眠中。代謝が落ちているため、傷が治りません。枯葉を取る程度に留めましょう。
4月△ 様子見注意新芽が動き出す時期ですが、寒の戻りがあるため、まだ慎重に。
5月〜7月◎ 最適安全成長旺盛!失敗が少なく、切った直後から新芽が展開し始めます。大胆な切り戻しもOK。
8月○ 可能注意可能ですが、35度を超えるような猛暑日は植物もバテ気味。水切れに注意が必要です。
9月〜10月○ 可能普通寒くなる前に軽めの剪定ならOK。ただし、強剪定は避け、冬越しに備えて葉を残しましょう。
11月〜12月× 不可危険成長が止まります。ここでの剪定は命取りになることも。

ポイント

もし冬に「どうしても邪魔!」という場合は、つるを巻いてコンパクトにまとめるか、邪魔な部分だけを最小限カットし、その後は室内の暖かい場所(最低10度以上)で管理してあげてくださいね。

どこで切るかが重要になる節の位置

どこで切るかが重要になる節の位置

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「具体的にどこで切るの?」という疑問、とてもよく分かります。実はここが一番の失敗ポイントであり、多くの人が無意識にやってしまっているミスでもあります。

正解は、「節(ふし)」の少し上(先端側)です。

節(ふし)とは何か?

ポトスの茎をよく観察してみてください。ツルッとした棒状の部分と、葉っぱが生えている(または過去に生えていて落ちた跡がある)少しボコッと膨らんだ部分が交互にあるはずです。

この葉の付け根にある膨らみ部分が「節」です。そして、節と節の間の何もないツルッとした部分を「節間(せっかん)」と呼びます。

植物の再生能力は、この「節」に集約されています。節には「成長点」と呼ばれる細胞の工場があり、ここからしか新しい芽や根っこは出てきません。逆に言うと、節間(茎の途中)には成長点がないため、そこからは何も生まれないのです。

正しい切り方とNGな切り方

  • OKな切り方: 残したい「節」を見つけ、その数ミリ〜1cmくらい上(先端側)で切ります。こうすることで、残された一番上の節にある成長点が刺激され、そこから新しい脇芽が伸びてきます。
  • NGな切り方: 節と節のちょうど真ん中(節間)で切る。これをしてしまうと、切断面からその下の節までの茎(ダミー部分)は、芽を出す機能がないため、役割を終えて茶色く枯れ下がります。これを「ダイバック(Dieback)」と言います。

「枯れたらそこで止まるからいいのでは?」と思われるかもしれませんが、枯死した組織は腐敗菌の格好の餌場になります。ここからカビが生えたり、腐りが進行して下の健康な節まで侵食されたりすることがあるのです。

見た目も悪くなりますし、植物衛生上も良くありません。必ず「生かすべき節」を意識して、そのすぐ上で切ることを習慣にしましょう。

気根は切るべきか残すべきかの判断

茎の節あたりから、茶色くて硬いひものようなものがヒョロヒョロと伸びているのを見たことはありませんか?これは「気根(きこん)」と呼ばれる根っこです。

ポトスは本来、熱帯雨林のジャングルで他の大きな木にへばりついて上に登っていく植物です。この気根は、樹木の幹にしがみついて身体を支えたり、空気中の水分を吸収したりするための大切な器官なのです。

この気根、室内で育てていると鉢の外にはみ出してきたり、空中でぶら下がったりして、見た目がちょっとワイルドになりすぎることがあります。「これ、切ってもいいのかな?」と迷う方も多いですが、判断基準は「その後の目的」によります。

気根の扱い方フローチャート

  • ケースA:形を整えたいだけ(捨ててしまう枝の場合) もし、その枝を増やす予定がなく、単に見栄えを良くしたいだけなら、邪魔な気根は根元からパチンと切ってしまって全く問題ありません。気根を切ったからといって、すでに土の中に根が張っている親株が枯れることはありません。
  • ケースB:切った枝を増やしたい場合(挿し木にする場合) この場合は、気根は絶対に残してください!これが成功の鍵を握ります。気根がついた状態で水や土に挿すと、ポトスは「あ、水がある!」と感知して、この気根の性質を急速に変化させ、水分を吸い上げるための「本来の根」として機能させ始めます。気根がないツルよりも、気根があるツルの方が、発根スピードも生存率も段違いに高くなります。
  • ケースC:ヘゴや支柱に登らせたい場合 タワー仕立てなどにしたい場合は、気根を残しておくと支柱に食いついて安定します。霧吹きで気根を湿らせてあげると、より活着しやすくなりますよ。

剪定に必要な道具と毒性への注意点

剪定には、必ず清潔で切れ味の良いハサミを使いましょう。「たかが植物」と思って、文房具のハサミや使い古して錆びたハサミを使うのはおすすめできません。

切れ味の悪いハサミで茎を押し切るように切断すると、切り口の細胞がグシャッと潰れてしまいます(挫滅)。潰れた細胞は再生できず、そのまま壊死して腐敗の原因になります。

スパッと鋭利に切られた断面は、細胞壁の損傷が少なく、カサブタ(カルス)を作るのが早いため、菌の侵入を防ぐことができるのです。

私は愛用の剪定バサミを使う前と後に、必ずアルコール除菌シートで刃先を拭いて消毒しています。これは、見えないウイルスや細菌がハサミを介して他の植物に移るのを防ぐためです。

絶対に知っておくべき「毒性」のリスク

そして、もう一つ非常に重要な注意点があります。それはポトスの樹液です。

ポトスを切ると、切り口から透明な汁が出ることがありますが、この樹液には「シュウ酸カルシウム」という成分が含まれています。これは微細な針のような形をした結晶で、顕微鏡で見ると無数の針が束になっているのが分かります。

この針状結晶が皮膚や粘膜に触れると、物理的に突き刺さることで、チクチクとした痛み、激しいかゆみ、炎症を引き起こします。これを「機械的刺激」と言います。

アレルギー反応ではなく物理的な攻撃なので、誰にでも起こり得ます。特に皮膚の薄い顔まわりや、目に入ったりすると大変な激痛を伴います。

安全のための対策

  • 作業時は必ず園芸用の手袋(ゴム手袋など)を着用し、樹液が直接肌に触れないようにする。
  • 作業中に顔や目をこすらない。
  • 切った枝や葉は放置せず、すぐにビニール袋に入れて片付ける。
  • 特に猫や犬などのペット、小さなお子さんがいるご家庭では、誤ってかじったり口に入れたりしないよう、細心の注意を払ってください。口の中が腫れ上がり、呼吸困難になるリスクもあります。

サトイモ科植物に含まれるこのシュウ酸カルシウムの毒性については、厚生労働省もクワズイモなどの事例として注意喚起を行っています。ポトスも同じ科の植物ですので、同様の注意が必要です。 (出典:厚生労働省『自然毒のリスクプロファイル:高等植物:クワズイモ』

毒性についてさらに詳しく知りたい方、ペットと暮らしている方は、こちらの記事も必ず目を通しておいてください。

ポトスの毒性とは?ペットや赤ちゃんへの危険性と安全な育て方

ボリュームを出すための剪定位置

ボリュームを出すための剪定位置

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「買った時はこんもりしていたのに、一本だけひょろひょろと長く伸びてしまって、株元がスカスカ…」という悩み、とても多いですね。

いわゆる「徒長(とちょう)」と呼ばれる状態や、下葉が落ちてしまった状態です。そんな時は、あえて短く切ることでボリュームを出すことができます。

植物には「頂芽優勢(ちょうがゆうせい)」という面白い性質があります。茎のてっぺんにある芽(頂芽)からは、オーキシンというホルモンが出ていて、これが下の方にある脇芽の成長を抑え込んでいます。

「今は上へ上へと伸びる時期だから、脇役たちは待機していろ!」と命令しているようなものです。

剪定によってこの先端(頂芽)を切り落とす(摘心・ピンチと言います)と、オーキシンの供給が止まり、命令系統が変わります。すると、今まで抑えつけられていた下の節にある脇芽たちが「あ、命令が消えた!僕たちの出番だ!」と一斉に目を覚まし、成長を始めるのです。

具体的なボリュームアップの手順

  1. 思い切りが大事: 中途半端に先端だけ切るのではなく、鉢の縁から10cm〜15cmくらいの高さまで思い切って切り戻します。
  2. 節を残す: もちろん、この時も必ず「節」をいくつか残した状態で切ってください。節がなければ新芽は出ません。
  3. 光を当てる: 切った後は、株元に光が当たるようになるため、残った節からの発芽が促進されます。

こうすることで、1本の茎から枝分かれして2本、3本とつるが増え、結果として株全体の葉の枚数が増えてこんもりとした可愛らしい姿に仕立て直すことができます。春にこれをやっておくと、夏には見違えるようなボリュームになりますよ。

ボリュームを出すための更なるテクニックについては、こちらの記事も参考にしてください。

ポトスをこんもりさせたい人のための100均活用術と裏技とは?

ポトスの切り方と切った後の増やし方

ポトスの切り方と切った後の増やし方

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剪定したポトスの枝、そのままゴミ箱に捨てようとしていませんか?それはもったいないです!生命力の塊であるポトスは、切った枝(挿し穂)を使えば驚くほど簡単に増やすことができるんです。

私自身、最初は一鉢のポトスから始まりましたが、剪定のたびに「かわいそうだから」と水挿しにしていたら、いつの間にかリビング、洗面所、トイレ、寝室と、部屋中がポトスだらけになってしまった経験があります(笑)。

ここでは、土を使わず清潔で、初心者の方にも最もおすすめな「水挿し」を中心に、増やし方の手順を詳しくご紹介します。

増やし方の詳細については、以下の記事でも詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

ポトスの増やし方に適した切る場所の選び方や挿し木での注意点

初心者でも簡単な水挿しでの増やし方

初心者でも簡単な水挿しでの増やし方

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一番手軽で、インテリアとしても楽しめるのが「水挿し(水耕栽培)」です。透明なガラス瓶や空き瓶に入れれば、根っこが伸びてくる様子も観察できて楽しいですよ。土を使わないのでキッチンやデスク周りにも置きやすいのが魅力です。

失敗しない手順は?

  1. 挿し穂を作る: 切った長いツルを、適当な長さに切り分けます。この時、1つのパーツにつき「節が1つか2つ」と「葉っぱが1枚(あれば)」が含まれるようにします。葉っぱが全くない茎だけでも可能ですが、葉が1枚ある方が光合成ができるため発根が早いです。逆に葉が多すぎると水分が蒸発しすぎてしおれるので、大きな葉は半分にカットするか、1枚だけ残して他は落とします。
  2. 下葉を取り除く: 水に浸かることになる下の方の節についている葉っぱは、丁寧に取り除きます。葉っぱが水に浸かっていると、そこから腐って水が汚れる原因になります。
  3. 水に挿す: 瓶に水道水を入れ、ポトスを挿します。ここでの最重要ポイントは、「節」が必ず水に浸かるようにすることです。根っこは節からしか出ません。節が水面より上にあると、いつまで経っても根が出ずに干からびてしまいます。
  4. 置き場所と管理: 直射日光の当たらない、明るい室内(レースのカーテン越しなど)に置きます。直射日光は水温を上げすぎてお湯のようになってしまい、植物が煮えてしまうので厳禁です。

 

管理のコツ 水は毎日、少なくとも2〜3日に1回は全量を交換してあげてください。植物は根から酸素を取り入れています。

古い水は酸素が減っていますし、切り口から出た有機物でバクテリアが繁殖しやすくなっています。常に新鮮な水(酸素たっぷりの水)に換えてあげることが、腐らせない一番の秘訣です。

もし手元にあれば、「メネデール」などの植物活力剤を水に数滴垂らしてあげると、発根のスイッチが入りやすくなり、成功率がさらに上がります。

切り口が黒くなる原因と正しい処置

剪定した後や水挿し中に、茎の切り口が黒くなって心配になることがあるかもしれません。「病気かな?」「腐っちゃったかな?」と焦りますよね。これには大きく分けて2つのパターンがあり、それぞれ対処法が異なります。

正常な反応と危険なサインの見分け方

  • ケース1:硬くて乾燥している場合(心配なし) 切り口が黒や濃い茶色に変色しているけれど、触ると硬く、乾燥している場合。これは人間でいう「かさぶた」のようなものです。植物が自分の身を守るために、切り口のポリフェノール類を酸化させて抗菌の膜を作ったり、コルク化して傷口を塞いだりした結果です。正常な治癒プロセスですので、病気ではありません。そのまま様子を見て大丈夫です。
  • ケース2:ブヨブヨして柔らかい・異臭がする場合(危険) 切り口が黒く変色し、さらに触るとブヨブヨと崩れたり、ぬるぬるしていたり、嫌な腐敗臭がする場合。これは残念ながら「軟腐病(なんぷびょう)」などの細菌感染による腐敗が進んでいます。放置すると菌が導管を通って上へ上へと進行し、株全体を枯らしてしまいます。 対処法:腐った部分は元には戻りません。ためらわずに、腐っている部分を全て切り落とし、さらにその上の「健康な(緑色で硬い)節」まで大きく切り戻してください。使ったハサミは必ず消毒し、水挿しの場合は容器も洗剤でよく洗って、完全に新しい水に交換しましょう。

剪定で失敗して新芽が出ない時の対応

「切ってから1ヶ月も経つのに、うんともすんとも言わない…」「枯れてはいないけど、新芽が出る気配がない」という相談をよく受けます。これにはいくつか明確な原因が考えられます。

原因1:そもそも「節」がない

一番多い失敗例です。先ほども触れましたが、新芽が出る成長点は「節」にしかありません。

もし、節を含まずに節間(茎の途中)だけで切ってしまった場合、その茎はもう成長する能力を持っていません。どんなに待っても芽は出ないので、残念ですがその茎は諦めて、新しい枝で再挑戦しましょう。

原因2:温度不足と季節の問題

ポトスは熱帯植物です。成長するためには最低でも15度、できれば20度以上の温度が必要です。もし秋や冬に剪定をしてしまった場合、あるいは春でもまだ肌寒い時期だと、ポトスは「今は動く時じゃない」と判断して休眠を続けます。

この場合は、枯れていなければ生きていますので、暖かくなるまで気長に待ってあげてください。無理に肥料などを与えると逆効果になります。

原因3:光線不足

「耐陰性がある」と言われるポトスですが、新芽を出すにはそれなりのエネルギー(光合成)が必要です。暗いトイレや玄関に置きっぱなしにしていませんか?

一時的にでも、レースのカーテン越しなどの明るい窓辺に移動させてあげると、光の刺激を受けて芽が動き出すことがよくあります。

原因4:根詰まりによるエネルギー不足

もし親株の方で、切った後に新芽が出ない場合は、鉢の中で根がパンパンに詰まっていて、新芽を出す余力がない可能性があります。

鉢底を見て根がはみ出しているようなら、一回り大きな鉢に植え替えてあげることで、嘘のように元気な新芽が出てくることがあります。

葉が落ちて茎だけになった場合の再生

葉が落ちて茎だけになった場合の再生

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長く育てていると、根元の方の葉が落ちて、先端だけ葉がある「ポトスの棒」状態、あるいは完全に葉が落ちてしまったツルだけの状態になってしまうことがありますよね。

見た目が悪いので捨ててしまいがちですが、茎がまだ緑色をしていて、触ってみて固さがあれば、その茎にはまだ命が宿っています。

魔法の再生術「茎伏せ(くきふせ)」

葉のない茎を再生させるには「茎伏せ」という方法が有効です。

  1. 茎を準備する: 葉のない茎を切り取り、節を2〜3個含む長さに切り分けます。
  2. 土に寝かせる: 湿らせた水苔(ミズゴケ)や、清潔な挿し木用の土の上に、茎を横に寝かせます。
  3. 密着させる: 節の部分が用土にしっかりと触れるように、少し指で押し込むか、U字に曲げた針金などで軽く固定し、上から薄く土をかけます。
  4. 湿度を保つ: 葉がないため、蒸散ができず、水の吸い上げ力が弱いです。乾かさないように霧吹きで管理します。透明なプラスチックケースやビニール袋に入れて密閉し、湿度を高く保つと成功率が上がります。

この状態で暖かい明るい日陰に置いておくと、時間はかかりますが(1〜2ヶ月かかることも)、節からひょっこりと小さな可愛い新芽と根が出てきます。生命の神秘を感じる瞬間です。ぜひ、諦めずにトライしてみてください。

正しいポトスの切り方で長く楽しむ

ポトスの剪定は、単に形を整えるだけでなく、株を若返らせて健康に保つための大切なケアです。「失敗したらどうしよう」と不安になるかもしれませんが、「成長期の5月〜7月」に「節の上」で切るという2つの基本ルールさえ守れば、ポトスは必ず応えてくれます。

多少切りすぎたとしても、シーズン中であればすぐにモリモリと回復してくれる頼もしい植物です。

切った枝を水挿しにして、リビングや洗面所、キッチンなど、家のあちこちに飾るのもポトスならではの楽しみ方です。水耕栽培なら土を使わないので衛生的ですし、透明感のある涼しげな姿はインテリアとしても最高です。

ぜひ、恐れずにハサミを入れて、ポトスとの生活をもっと楽しんでくださいね。手をかければかけるほど、植物は愛着が湧いてくるものです。あなたのポトスが、これからも元気に育ち、毎日の生活に癒しを与えてくれますように!

本記事で述べる一部のメカニズムは現時点で一般的な園芸知識や公開文献に必ずしも裏付けられたものではなく、実践的経験に基づく仮説的説明を含みます。最新の研究や環境条件によって結果が異なる場合がありますので、参考情報としてご活用ください。

  • この記事を書いた人
パキラを持つ運営者

まさび

『観葉植物のある暮らしスタイル』管理人のまさびです。失敗から学んだ実体験と深い知識で、観葉植物の育て方(特にパキラ)を優しく解説。あなたのグリーンライフを応援します。

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